日本ではナゼ進化が半減? それでも買う価値はあるのか? ──Apple 第2世代「AirTag」の海外活用と共有機能の価値
紛失や盗難といった事態がなくても、海外ではAirTagを探すことが多い。もっとも活用するのは、フライトの際に預けたスーツケースを探す時だ。特にアメリカなど、入国審査に時間がかかる場所では、先に預けたスーツケースが出てきてしまい、ズラリと並べられていることが多い。AirTagは、このような時に活躍する。
第1世代の場合、正確な場所を検知できる距離が限定的なため、iPhoneをかざしならがスーツケースに近づき、スキャンするかのように移動していく必要があった。飛距離が伸びた第2世代であれば、より見つけやすくなる。また、音も聞き取りやすくなるため、同じようなスーツケースの中から自分のものを探すのにうってつけだ。
また、第2世代のAirTagはSeries 9以降のApple Watchや、Apple Watch Ultra 2以降のモデルにも対応しているため、iPhoneをカバンやポケットから取り出す必要なく、スーツケースを探せる。iPhoneを持ちながら移動し、ポロっと落としてしまう心配もなくなるため、Apple Watchで探せるのは便利。国内での利点は限定的だが、海外渡航時にはその力をフルに発揮できると言えるだろう。
1つのAirTagをみんなで探す機能も
一人で使うものと思われがちなAirTagだが、実は5人までと共有することが可能。1つのAirTagを、計6人で共同管理できる。AirTagをつけた荷物を、自分だけで使うとは限らないからだ。この共有機能は、23年に登場したiOS 17で対応している。AirTagは第1世代、第2世代のどちらでもいい。
利用シーンとしてありうるのが、車のように、家族で使うことがあるものだ。共有していないと、家族それぞれのiPhoneからそのAirTagを確認できないだけでなく、持ち主以外には不審なAirTagが追跡しているおそれがあるといったアラートが出てしまうケースも。iPhoneを使う人数ぶんのAirTagを用意する必要がなく、経済的とも言える。
また、iPhoneを持たない子どもの荷物を、夫婦で管理するような時にもこのAirTagの共有が役に立つ。筆者は、子どものバッグとパスポートケースにAirTagを入れ、妻と共有するようにしている。これなら、子どもに付き添っているのがどちらか一方の場合でも、それぞれの端末から位置情報を確認できる。人につけるのは推奨されていない使い方だが、荷物につければ、間接的かつ簡易的な見守り用GPS代わりにもなる。


















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