選挙演説風の偽画像を見破れるか? LINEヤフーが中高生に教えた「フェイクニュースの正体」
参加した中高生は3人1組のチームに分かれ、提示された画像や投稿がどのモンスターに該当するかを議論しながら特定していった。
モンスターの正体を見抜くために、ワークショップでは「4つの虫眼鏡」と呼ばれる確認手法を伝えた。
1つ目は「発信者は誰か」。情報を発信している人物や組織が信頼できるかどうかを確認する。2つ目は「他の情報と比べてみる」。同じ出来事について、複数の情報源がどう報じているかを照らし合わせる。
3つ目は「一次情報・公式発表に当たる」。街頭演説の合成画像であれば、候補者本人の公式SNSや政党の発表を確認すれば、実際の演説写真と異なることがわかる。4つ目は「いつの情報か」。過去の出来事を現在のことのように扱う「ウソホリモグラ」型の偽情報は、日付の確認で見抜ける。
進行を担当したサステナビリティ推進CBU CSRユニットの竹安千香子氏は「パッと見ただけでは気づかないこともある。じっくり見て、立ち止まって確認する習慣が大切だ」と参加者に呼びかけた。
Yahoo!ニュースの偽情報対策
ワークショップ後半では、Yahoo!ニュースの偽情報対策についても説明があった。メディア管掌SBUの涌井瑞希氏が登壇し、プラットフォーム側の取り組みを紹介した。
Yahoo!ニュースには約720の媒体から毎日約8500本の記事が配信される。同社はコンテンツパートナーと呼ぶ配信元に対し、入稿ガイドラインを設けている。「正確性に欠けるもの」「偽情報等を含む誤解を招く表現」は配信しないよう求めており、違反があれば掲載を見送る。
コメント欄(ヤフコメ)の監視体制も説明された。専門チームが24時間365日体制でパトロールを行い、不正確な情報や誹謗中傷を含むコメントを削除している。違反を繰り返すユーザーには投稿停止措置を講じる。
AIを活用した「コメント添削モデル」も導入している。不快な表現を含むコメントを投稿しようとすると、投稿前に「この言葉遣いに変えてはどうですか」と提案する仕組みだ。


















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