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ライフ #廃墟モールの経済学

「ビニールで目隠し」「階段には"立入禁止"の張り紙も」…バブル期に生まれた「千葉の廃墟モール」大失敗の要因

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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駐車場が店舗の裏にある(筆者撮影)

土気駅の目の前にあり、夕方には仕事帰りの人や学生が続々と駅から流れてくる。しかし、あすみが丘は都心のように駅前に商業が集約しているのではなく、ロードサイドに店舗が点在している車所有者向けの街だ。普段の買い物には車で行く人が多いと考えられる。

実際、「あすみが丘バーズモール」から車で5分の距離にある「あすみが丘ブランニューモール」には多数の車が駐車され、多くの買い物客の姿が見られる。

「あすみが丘ブランニューモール」は大型かつ屋内型で、広い平面駐車場を備えたモールだ。スーパーのカスミ、マツモトキヨシ、ザ・ダイソーと生活に便利な店舗に加え、ゲームセンターやボウリング場もあり、ショッピングやレジャーを楽しめる。

大型かつ屋内型で、広い平面駐車場を備えた「あすみが丘ブランニューモール」(筆者撮影)
生活に便利な店舗と娯楽施設がそろう(筆者撮影)

付近のロードサイドに並んでいるサイゼリヤやココス、バーミヤンといったチェーンの飲食店も車での来店を前提とした造りになっており、駐車場には多くの車がとまっている。

東急不動産が開発したニュータウンから、東急ストアが撤退

「あすみが丘バーズモール」は、土地区画整理事業の一環として1989(平成1)年に誕生した。当初は核テナントの東急ストアをはじめ、飲食店、銀行、旅行代理店、歯科医院など生活に必要な約30店舗がそろい、賑わっていた。モール内の広場でイベントを開催するなど、コミュニティづくりにも力が入れられていた。

あすみが丘は、東急不動産が「水と緑と太陽と健康」をコンセプトに開発した街である。バブル期に都心の地価が高騰し、郊外にマイホームを求めるサラリーマンから人気を集めていた。

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【高級住宅街は「チバリーヒルズ」と呼ばれた】

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