3カ月で娘の「偏差値20UP」母がハマった落とし穴 「子の気持ちわかったつもりだった…」 《中学受験》で子どもを壊さないために親がすべきこと

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勉強をする女の子 教える両親
親は、時には「正しさ」を手放しましょう(写真:Taka/PIXTA)
首都圏の中学受験がピークを迎える2月。この時期、新6年生(現5年生)の保護者の多くは、1年後の景色がぐっと解像度を上げて迫ってくるのを感じていることでしょう。そんな中、「勉強をがんばっているのに成績が伸びない」「どうしてイライラしてしまうのだろう」と、壁にぶつかっている人もいるのではないでしょうか。
同時に、低〜中学年の保護者にとっても、準備開始への期待と「そろそろ考えなきゃ。でも、何から始めれば?」「うちの子のメンタルが持つか心配」と、一歩踏み出すことに躊躇する人や、さまざまな気持ちが入り交じり足踏みをしている人もいるのではないでしょうか。
本稿では、『合格へ導く「5つの約束」』より一部抜粋し再構成のうえ、勉強法よりも大切な、子どものメンタルを育みながら合格を目指す方法を解説します。

「親が考える正論」よりも「子どもの気持ち」を大切に

中学受験に真剣に挑んでいる親が、ついはまってしまう落とし穴。それが、「親だから、子どもの気持ちはわかっている」という思い込みです。実は私にも、そんな思い込みで娘を苦しめてしまった過去があります。

かつての私は娘の中学受験に全力で併走し、たった3か月で彼女の偏差値を20もアップさせたことがありました。「成績が上がれば、娘は喜ぶに違いない」と考え、彼女のために尽くしていたのです。それだけ偏差値が上がれば、塾の上位クラスに入れるようになるし、みんなにも評価されるようになるだろう。うれしくないはずがないと信じて疑いませんでした。

でも、それはあくまでも「私が娘の立場だったら」という話。娘と私は別の人間。違う個性を持っていますから、同じ出来事を経験しても、同じように感じるとは限りません。

それなのに私は、「娘のことをがんばって応援して、幸せを願っている」ことを理由に、わかったつもりになっていたのです。娘のために私が一生懸命になっているということは、もちろん娘に伝わっています。だからこそ娘は、本音を言いづらくなっていました。

勇気を出して本音を言うと怒られるかもしれない。親を悲しませてしまうかもしれない。そんな不安から、口を閉ざしてしまうのも無理はありません。

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