「まあまあ幸せ」が長く続く心と体のメソッド6つ――人気産婦人科医・高尾美穂さんが教える「老いの変化」を穏やかに乗り切る知恵

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たしかに東洋医学では、気圧が低い季節には、血流やリンパのめぐりが悪くなり、気が滞るといわれ、それが頭痛やむくみの原因だともされます。改善する漢方薬もあるので、その薬が体質に合っていれば、利用するのもいいと思います。

梅雨どきは気分がうつうつとしがちなのも事実です。朝、太陽が出ていれば、その光を浴びることで体内時計がリセットされ、生活のリズムが取りやすくなって体調もキープしやすいのですが……。

日照時間が少ない梅雨どきの対処法としては、太陽が出ていなくても朝起きる時間をずらさない、部屋の中を明るくして太陽の光の代わりにするなどの工夫がポイント。

また、雨の日が続くと部屋に閉じこもり、運動量が減るのも体調不良の原因になります。雨の日でも傘をさし、長靴を履いて楽しく散歩するようにすれば、運動にもなるし、生活リズムにメリハリがつき、気分も多少は晴れるのではないでしょうか。

朝、外に出て体を動かそう

太陽の光を浴びると起こる、よいこと2つ

朝起きてすぐに空を見て背伸びをすると、気持ちが前向きになると思いませんか? これには理由があります。

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私たちの体に備わっている生体リズムと、1日24時間で回っている時計のリズムとのずれを、太陽の光を浴びることによって修正できるからです。

このずれを修正しないまま過ごしていると、うつの症状が出やすいことがわかっています。

太陽の光を浴びるもう1つのメリットは、体内でビタミンDを生成すること。ビタミンDは骨をつくるカルシウムの吸収量を上げてくれます。もちろん、骨量を保つには、食事からいろいろな栄養素をバランスよく摂る必要があります。

また、骨量を減らさないようにして骨粗しょう症を予防するには、骨に衝撃を加える運動も大事です。

運動で筋肉を収縮、弛緩させることで、骨を支える筋肉も鍛えられます。おすすめなのは、骨や筋肉に負荷をかける早歩きやスキップ。太陽の紫外線量が少ない朝の時間帯に、帽子などで紫外線対策をしながら、外に出て体を動かしてみてはいかがでしょう。

高尾 美穂 医学博士・産婦人科専門医

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たかお みほ / Miho Takao

医学博士・産婦人科専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。イーク表参道副院長。ヨガ指導者。著書に『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』(世界文化社)、『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』( 講談社) など。NHK「あさイチ」などメディア出演多数。トレードマークのヘアスタイルは絵本の「タンタン」がモチーフ。

撮影:安部まゆみ

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