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マニアが撮った"桃尻"。パンダ返還で悲痛かと思いきや「何も変わらない」 歴14年の会社員が達した境地

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  • 横山 瑠美 ライター・ブックライター
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ブログは写真中心で、文章は最小限。「パンダのありのままの姿を撮る」のが高氏さんの撮影スタイルだ。連写するため、1日の撮影枚数は約5000枚に。そこから100枚ほどに絞り込んでアップする。ハードディスクは1カ月に1回のペースで買い足す。未掲載の写真もすべて保存するためだ。

「消去したら、その瞬間のパンダに永久に会えなくなってしまう。そう考えると、ピンボケだろうが何だろうが消せないですね」

シンシン。2015年7月24日撮影(写真:高氏さん提供)

高氏さんが上野でのパンダ撮影を休んだのは、娘が生まれた日、コロナ禍で上野動物園が休園となった時期、コロナ禍で県境をまたぐ移動の自粛が要請された時期、返還されたパンダに会うために中国に行ったときだけだという。

「上野動物園が開園している以上は休みたくないんです」

だから、体調にも気を遣う。基本的な手洗い・うがいを徹底し、しっかり寝る。病気で上野行きを休んだことはない。

「動物園、特にパンダ舎は子どもが多い場所です。そんなところに咳をしながら行くわけにはいきませんから」

一番好きなのはパンダの「寝相」

一番好きなパンダのポーズは「寝相」だという。

「パンダが寝ているとつまらないという意見もありますが、あれがパンダの本来の姿だと思っています。ふわっとした毛玉が置いてあるみたいで、それがかわいいんですよ」

現在、上野動物園で見られるのは、オスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」という4歳の双子パンダだ。その親は、高氏さんがパンダ愛に目覚めたときに来園したばかりだった「リーリー」(オス)と「シンシン」(メス)(※リーリーとシンシンは2024年9月に中国返還)。生まれる前から見ているだけに、愛情もひとしおだ。

お母さんのシンシンと遊ぶシャオシャオ、レイレイ。2022年12月9日撮影(写真:高氏さん提供)

「パンダが発情した、交尾をした、という段階から毎日見守っているので、情が移ってしまって。なんなら自分がお腹を痛めたくらいに思っています。毎日、子どもの成長記録を残すつもりで撮影していますね」

シャオシャオ、レイレイ。2023年5月18日撮影(写真:高氏さん提供)

シャオシャオとレイレイの魅力を、高氏さんはこう語る。 

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【シャオシャオは表情豊かで人間くさい男の子】

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