慢性疲労・やる気低下の正体は、腸から毒素が漏れ出す《腸漏れ》だった【専門医が推奨】腸を修復する医学的アプローチ4つ

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腸は、口を通して「外部の環境の影響」を最も受ける臓器ですから、現代の生活は、腸にとって非常に過酷なのです。

腸を修復するための医学的アプローチ《4つの柱》

では、この「栄養迷子の負のループ」を断ち切るには、どうすればよいのでしょうか。

腸漏れ対策の基本は、「腸粘膜を傷めず、修復し、炎症を鎮めること」です。その対策は、日々の食生活の見直し、腸に良い栄養素をしっかり摂っていくことが基本となります。

とくに意識したい栄養素は、次の4つです。

① たんぱく質(腸粘膜を作る材料)

腸粘膜は体内でも最も再生スピードが速い組織の一つで、その材料はアミノ酸です。アミノ酸の原料がタンパク質です。つまり、肉、魚、卵、大豆製品をしっかりと摂ること、そして、消化に負担をかけない調理法(蒸す・煮る)をお勧めしています。

② ビタミンA(粘膜修復の司令塔)

ビタミンAは、腸管免疫と腸の粘膜の修復に非常に重要な役割を担っています。(Annual Review of Immunology, 2008)

③ 亜鉛(腸粘膜の修復のスピードを決める)

亜鉛は細胞合成や再生にとても重要な役割を担っています。

亜鉛不足が腸の透過性を悪化させ、補給することによって改善することが報告されています。(Sturniolo et al., Gut, 2001)

つまり、亜鉛不足が腸漏れの改善を遅らせることになり、腸粘膜の修復に亜鉛が不可欠であることを意味しています。

亜鉛が多く含まれている食品には、牡蠣、赤身肉、豆類などがあります。

④ ビタミンD(腸のバリア機能を高め免疫強化)

ビタミンDは腸バリアを強化し、炎症を抑制する働きを持つ栄養素です。(Charoenngam et al., Nutrients, 2020)

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