慢性疲労・やる気低下の正体は、腸から毒素が漏れ出す《腸漏れ》だった【専門医が推奨】腸を修復する医学的アプローチ4つ
腸で未消化の食べ物が多く残ると、それをエサにして悪玉菌が増え、腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が崩れます。
つまり、悪玉菌が増えて優位になると、炎症性代謝産物や腸粘膜をさらに傷つける様々な物質が増え、腸漏れをさらに悪化させる原因にもなるのです。
腸漏れと腸内フローラの乱れが続くと、腸の中では慢性的な炎症が起こるようになります。
すると、炎症性サイトカインと呼ばれる物質(IL-6、TNF-αなど)が産生されます。
これらは本来、体を守るための仕組みですが、過剰になると血流に乗って全身へ影響を及ぼします。そのひとつに、腸の炎症が脳の神経回路を不安にさせメンタル不調に直結すると研究で示されています。(Molecular Psychiatry, 2015)
これにより、自律神経の乱れやメンタル不調、そして、睡眠の質の低下が起こるわけです。
このように、腸の状態が崩れると「偏った食生活→腸内環境の乱れ(悪玉菌)→炎症→腸漏れ→栄養吸収障害→栄養不足」という「栄養迷子の負のループ」が完成してしまうのです。そして重要なのは、この負のループが、特別な人だけに起こるものではないという点です。
「現代病」である腸漏れ、なぜ増えているのか
腸漏れは昔から存在していましたが、飽食の時代と言われている現代社会では、実は、非常に起こりやすくなっています。
その理由は明らかで、小麦・乳製品の摂取量の増加、加工食品・添加物の増加、ストレス社会、夜型生活が増えることによる睡眠不足、薬の使用頻度増加などです。

















