みきさんはその子を「のある」ちゃんと名付け、家族として迎え入れた。
初期費用は「こだわり」に比例する
デグーは、野生下では乾燥した高山地帯に生息し、5~10匹程度のコロニーを作って生活している。このサイズの哺乳類としては非常に知能が高く、仲間同士音声でコミュニケーションをとる。集中力・学習能力が高く、教え込めば芸もできるようになるという。
大きさも、ハムスターが手のひらサイズなら、デグーは両手サイズ。ずっしりと重く、生き物を抱いているという実感がある。
違うのはサイズや知能だけではない。ハムスターをはじめとする多くのネズミの仲間が夜行性であるのに対し、デグーはほぼ昼行性。完全な草食動物なので、体臭もほとんど気にならない。
・ケージ(W620×D505×H780mm):2万8000円
・ケージ内に取り付ける足場(ステップ):2万円
・ペット用パネルヒーター:2000円
・ペット用保険:1万7000円/年
・砂浴びケース:1200円
・給水ボトル2個分:1200円
・浄水触媒(給水器に入れて水道水の塩素やカルキを除去する):3000円
飼育にかかる初期費用は、生体価格1~2万円を含めると10万円弱。意外にかかる印象だ。
「我が家の場合、かなり飼育費用がかかっていると思います。ケージも、こんなに大きなものを買わなくてもよかったんですが……」
こだわりが強かったのは、むしろあきとさんのほうだった。みきさんがケージの大きさについて悩んでいると、「大きいほうがいい」と主張し、ケージ内でのあるちゃんが十分に遊べるよう、ステップもたくさん付けた。ベッド用のハンモックを複数、給水器も2カ所設置し、安全でおいしい水が飲めるよう、浄水触媒も購入した。


















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