ついに完結の《ストレンジャー・シングス》が「終わっても終わらない」理由 最終章の総視聴回数は早くも「1億回超え」に

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ストレンジャー・シングス
メインキャストが自転車で街を駆け抜けるシーン。『ストレンジャー・シングス』はシーズン5で物語が完結した(写真:COURTESY OF NETFLIX © 2025)
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テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説する本連載。
今回は、『ストレンジャー・シングス』(Netflix)の最終章を解説します。

『ストレンジャー・シングス』がついに完結

終わったはずのドラマが、生活の中に残り続けています。

日本で1月1日に最終話が配信されたばかりの『ストレンジャー・シングス』のことです。約10年にわたりNetflixを代表するシリーズだった同作は、ロゴ入りTシャツや雑貨が今も売れ続けています。新作も、続編もありません。それでも人は、この作品を「身につけ」「部屋に置いている」のです。

多くのヒット作品では、グッズは出だしの勢いを借りて売れるものの、ピークが過ぎれば静かに棚から姿を消します。ところが『ストレンジャー・シングス』の場合、最終章を前にしても勢いが落ちることはありませんでした。

完結後も、熱が急速に引いていく様子は見られません。長期シリーズの最終章としては、一般的な推移とは異なる盛り上がり方だったと言えるでしょう。物語の終着点に立ったことで、その存在感が改めて可視化された印象すらあります。

この現象を、単に人気が続いているものとして片づけるのは簡単です。キャラクターの成長、1980年代モチーフの使い方、SFホラーとしての完成度の高さ。そうした要素を挙げれば、確かに説明はつきます。それでも、どこか腑に落ちない感じが残ります。

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