『ストレンジャー・シングス』がついに完結
終わったはずのドラマが、生活の中に残り続けています。
日本で1月1日に最終話が配信されたばかりの『ストレンジャー・シングス』のことです。約10年にわたりNetflixを代表するシリーズだった同作は、ロゴ入りTシャツや雑貨が今も売れ続けています。新作も、続編もありません。それでも人は、この作品を「身につけ」「部屋に置いている」のです。
多くのヒット作品では、グッズは出だしの勢いを借りて売れるものの、ピークが過ぎれば静かに棚から姿を消します。ところが『ストレンジャー・シングス』の場合、最終章を前にしても勢いが落ちることはありませんでした。
完結後も、熱が急速に引いていく様子は見られません。長期シリーズの最終章としては、一般的な推移とは異なる盛り上がり方だったと言えるでしょう。物語の終着点に立ったことで、その存在感が改めて可視化された印象すらあります。
この現象を、単に人気が続いているものとして片づけるのは簡単です。キャラクターの成長、1980年代モチーフの使い方、SFホラーとしての完成度の高さ。そうした要素を挙げれば、確かに説明はつきます。それでも、どこか腑に落ちない感じが残ります。



















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