【保存版】工場にサイバー攻撃、数カ月も操業停止の事例も…「利益と信頼」が吹き飛ぶ前に見直したい、工場のセキュリティ《チェックリスト付》

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パッと見ると「やるべきことが多すぎる」と思われるかもしれない。しかし、これらを怠って操業停止に追い込まれ、大きな損害を出す可能性があることを考えれば、できるだけの対応をしておいたほうがいいのは間違いない。

工場停止すれば数十億円の損失…事業継続力に投資を

工場のデジタル化は競争力の源泉であると同時に、新たなサイバー攻撃リスクを生み出している。

製造業は長らく「物理的に守られた安全な工場」という前提で運用されてきたが、今や攻撃者はITとOTの両面からアプローチしてくる。

経営層が果たすべき重要な役割とは、セキュリティをIT部門や工場の現場任せにせず、工場の操業継続性を企業価値の根幹と捉え、必要な投資とガバナンスを主導することである

そして工場停止による数十億円規模の損失を防ぐための対策は、決してコストではなく、事業継続力そのものへの投資であると考えるべきだろう。今こそ工場セキュリティの再点検と、IT・OTを横断した全社的な取り組みが求められているといえる。

東洋経済Tech×サイバーセキュリティでは、サイバー攻撃、セキュリティの最新動向、事業継続を可能にするために必要な情報をお届けしています。
佐々木 良一 東京電機大学 名誉教授 同大学サイバーセキュリティ研究所 客員教授

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ささき りょういち / Ryoichi Sasaki

1971年東京大学卒業。同年日立製作所入社。システム開発研究所にてセキュリティ技術、ネットワーク管理システム等の研究開発に従事。2001年より2018年まで東京電機大学教授、現在、同大学名誉教授・客員教授、工学博士(東京大学論文博士)。2002年情報処理学会論文賞受賞。2007年および2017年に総務大臣表彰。2017年電子情報通信学会マイルストーン表彰など。著書に、「インターネットセキュリティ入門」岩波新書1999年、「ITリスクの考え方」岩波新書2008年等。日本セキュリティ・マネジメント学会会長、内閣官房サイバーセキュリティ補佐官等を歴任。

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