ニンテンドースイッチ2、発売4ヵ月で1000万台を突破。しかしマリオやゼルダの本命続編はまだ見えず、真の普及は2026年以降へ

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2984万本を記録している『スーパーマリオ オデッセイ』の続編もまだかかるはず。そもそも『ドンキーコング バナンザ』と開発チームが同じなので、動き出しているにしてもすぐとはいかないと考えられる。

「ポケットモンスター」シリーズに関しては新作が定期的に発売されているため、こちらはそこまで待たずとも新しいものが発売されると思われる。ただし、こちらもスイッチ2と前世代機の両方で出そうではある。

つまるところ、スイッチ2専用の爆発的人気を持つゲームが出るには、まだまだ時間がかかりそうなのである。

ゲーム機はもっと長い目で見るものになるかもしれない

プレイの様子
新旧世代でおすそわけプレイができるのも特徴のひとつなので、スイッチ2が普及しきるまでは完全な交代とはならないのだろう(画像は任天堂公式サイトより)

もっとも、これは必ずしも悪い話ではない。スイッチ2が人気になることは容易に予想できていたわけで、いきなり人気タイトルをぶつけるのはむしろ品薄に拍車をかけてしまう。

また、昨今はゲーム機の寿命がかなり長くなっている。Nintendo Switchは2017年に発売されたがまだ現役といえるし、ほかのゲーム機も同じような傾向がある。スイッチ2も、よほどのことがなければ長らく愛用されることだろう。

そして、任天堂は定期的にNintendo Directを実施して注目を集めることに成功している。いまはたまたま谷の時期で発表済みタイトルが少ないように見えるが、これからまた続々と発表があるはずだろう。

ただし、スイッチ2が大活躍するのは早くて2026年、場合によっては2027年以降と長い目で見たほうがいいのだろう。まだ序章にすぎないのである。

渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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