ニンテンドースイッチ2、発売4ヵ月で1000万台を突破。しかしマリオやゼルダの本命続編はまだ見えず、真の普及は2026年以降へ
『Pokémon LEGENDS Z-A』はスイッチ2版が約半数売れておりこれも見事なのだが、逆にいえばまだ半分は移行していない。やはりまだ過渡期といった状況なのである。
2025年12月4日に発売された『メトロイドプライム4』も象徴的である。このシリーズは任天堂の人気シリーズではあるのだが、やはり前世代機でも同時展開しているうえに、日本ではヒットしたと言いがたい。
任天堂の大ヒット作品の続編は、まだ時間がかかりそう
そして記事執筆時点では、発表済みスイッチ2タイトルのなかに大きなものはあまりない。
『あつまれ どうぶつの森』や『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』といった過去作にスイッチ2ならではの要素を追加したものや、『マリオテニス』やヨッシーの新作タイトルはあるものの、新たなビッグタイトルではないだろう。
『スプラトゥーン レイダース』はかなりの注目作だが、あくまでスピンオフであるうえに、発表が早かった割に発売時期は未定のままである。
そして、前世代で爆発的に売れたゲームの続編などはまだまだ時間がかかりそうである。
全世界で4862万本売れた『あつまれ どうぶつの森』はもともと開発期間が長いうえに、アップデートで要素の追加を行う。さらにスイッチ2エディションを出すとなると、まだ完全新作は出さず、しばらくこれで間をもたせるのだろう。
3693万本を売り上げた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は続編が出るかどうかもあやしい。ディレクターを担当した桜井政博氏は最近まで『カービィのエアライダー』を手掛けており、仮にこれから作るとしてもすぐには出ないだろう。
3334万本の記録となった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、そもそも作品の開発期間がかなり長い。ましてやこれまでと異なるまったく新しい遊びを用意するとなると、さらに開発に時間がかかる可能性が高くなる。


















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