仕事で結果を出す人が、あえて選ぶ「意外な相談相手」とは?

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相談するビジネスマンのイメージ
仕事のアドバイスが欲しいとき、どんな相手に相談すべきでしょうか?(写真:Ushico/PIXTA)
仕事で行き詰まったとき、あなたは誰に相談しているだろうか。
「話しかけやすい同僚」や「いつも味方をしてくれる優しい先輩」。彼らとの会話は心地よく、不安な気持ちを癒やしてくれるかもしれない。しかし、その「居心地の良さ」こそが、あなたのキャリアにとって致命的な「落とし穴」になっているとしたら?
新刊『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』の著者・三浦慶介氏は、本当に成長したいのであれば、相談相手の選び方を根本から変える必要があると説く。
本記事では、同書から一部抜粋・再構成し、なぜ「優しいアドバイス」が成長を止めるのか、そして一流のビジネスパーソンが実践している「相談の流儀」について解説する。

なぜ、本当に話すべき相手ほど話しかけづらいのか

本当に意味のあるアドバイスは、耳が痛いものです。

AI時代に仕事と呼べるもの: 「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方
『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

そして、そういうアドバイスは気後れしてしまう人からこそ得られるものです。特に若手のうちは、つい仲の良い同僚やフランクな先輩にばかり相談しがちです。その気持ちはとてもよくわかります。話しかけやすいし、傷つくようなことを言われない。すぐに共感したり肯定してもらえるから、気も楽になります。

しかし、仕事で成果を出していきたい、成長していきたいと思うのであれば、居心地の良い相手ばかりに頼るのは危険です。

本当に相談すべきなのは、実績のある人、成果を出している人、経験の深い人です。そういう人の経験知からアドバイスをもらうことで、自身の経験知に転換できるからです。

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