仕事で結果を出す人が、あえて選ぶ「意外な相談相手」とは?

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ただ、そういった相手に相談するのは、往々にして勇気がいります。

・レベルが低い質問と思われてあきれられないか
・自分のやり方を否定されないかと思うと怖い
・「そんな簡単なことで悩んでるの?」と思われるのが嫌だ

レベルが高い相手に相談するのは、こんなことを考えてしまって、つい気後れしてしまうものです。だからこそ多くの人が気安い人のほうにアドバイスをもらいに行ったり、相談しに行ったりします。

しかし、気後れしてしまう人からしか得られない気づきはたくさんあります。

ときには厳しい指摘をされてしまい、「相談なんかしなければ良かった」と傷つく人もいるでしょう。ですが、相談して得られる本質的な気づきというのは、ときに耳に痛いものです

そして、そういったアドバイスをしてくれるのは、往々にして「実績があり、責任をもって仕事をしてきた経験の深い人」です。

居心地の良さに浸っていると、成長が止まる

逆に、仲の良い人や気安い同僚にばかり相談している場合は要注意です。

・自分の話を否定せずに聞いてくれる
・なんとなく共感してくれて、安心できる
・「それでいいんじゃない?」と肯定してくれる

こういった優しいアドバイスは、あなたの現在地を肯定してくれるだけで、新しい視点や行動にはつながりません。

もちろん、人間にはちょっと疲れたときや、ただ肯定されたいときだってあります。ただ、いつもそうであっては成長できません。本来、アドバイスというのは「今のままでは足りない」と気づかせてくれるからこそ、価値があるのです

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