暖房費ゼロ円!「電気を使わないのにあったかすぎ」「災害時も安心」と話題に…《着る暖房・モモンガ》の"底知れぬ実力"を体感してみた

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モモンガは5層構造になっており、中綿には保温性に優れたサーモライト中綿、裏地には断熱効果の高いアルミ蒸着の保温生地を使用している。

そして他の防寒着と明らかに違うのは、どこからもすきま風が入らないことだ。厚手のダウンやベンチコートでも、中腹部は十分暖まる。だが、裾の足元や袖から冷たい空気が吹き込むので、完全には寒さが消えない。

一方モモンガは、足元もすっぽりと覆われており、指先と顔以外のすべてが完璧にカバーされているので、冷たい空気が入る余地がない。まるで布団に入ったまま歩いているかのような、首から下が異空間にいるような感覚だ。

次に驚いたのは、見た目に反して動きやいことだ。完全防備の見た目から、着ぐるみのような着心地を想像していた。しかし、モモンガは軽く、薄い。通常の防寒具とさほど変わらない厚みなのである。

中の服を何重にも着込む必要がなく、モモンガで覆えば寒さを感じない。それも動きやすさの理由だろう。全身が一体型のつなぎになっているので、着るまでには多少の労力がいるものの、一度着用してしまったら、機敏に動ける。走ることもできそうである。

モモンガ
モモンガを着用した全身像。まさにモモンガのような足の間の膜が動きにくいかと想像していたが、意外と動作に影響はなかった。写真はシリーズ最強の保温性を誇る「モモンガ エクストラ2」(税込み2万7000円)。極寒のアウトドアでも暖かそうだ(撮影:東洋経済オンライン編集部)

実際、ユーザーレビューには、その防寒効果を示す声が寄せられている。

「今季最低気温のテレワークで、暖房つけずにモモンガ着用してみました。とても暖かいです。暖房要りません」

「体温が逃げないのでとても暖かいです。着たまま動けるので快適に使用しています」

実際に着用することで、モモンガの実力をまざまざと思い知った。

もともとはアウトドア用品として開発

もともと新卒から30年近く、アパレルメーカーで企画をしてきたという坂井社長。独立してすぐに開発に取り掛かったモモンガは、自身の好きなアウトドアから発想を得た。

モモンガ
最初はややコツがいるが、脱ぎ着は思ったよりも大変ではない(撮影:東洋経済オンライン編集部)
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