また、タイヤは60%扁平率を採用。サスペンション全体、また4WD制御やクルマの動きを安定させるスタビリティコントロールなど、総合的な走りの味付けが「実に三菱らしい」。
今回の試乗は舗装路のみだったが、こうした「三菱らしさ」は未舗装路や雪道でさらに発揮されることは間違いないだろう。
走行状況に合わせて「NORMAL」「ECO」「POWER」「GRAVEL」「SNOW」と5つのドライブモードが設定できる点は「デリカD:5」と同等の走行制御システムであり、デリカミニの走りは軽自動車の枠を越えている。
だからこそ、「やっぱり」三菱らしさをドライバーや乗員がしっかり感じることができるのだ。
高級・上級・高性能で軽自動車のあり方を変える
インテリア各所にも、軽自動車を越えたと感じるような上質さがある。
特に、先代モデルと比べてさらに垂直に近く立ったAピラーが室内空間を拡大したうえ、Aピラー周辺デザインが変わったことで、まるで上級ミニバンに乗っているような感覚になる。
三菱によれば、先代モデルから2年半でフルモデルチェンジとなったのは、そもそも今回のタイミングでデリカミニを企画していたからだという。
その空白の2年半に対して、その時点で活用できる三菱の技術を搭載して仕上げたのが「ekクロススペース」のビッグマイナーチェンジ版たる先代デリカミニなのだが、三菱の想定を超えるヒット作となり、さらに「デリ丸。」という副産物を生んだ。
三菱らしさ満載の、高級・上級・高性能軽自動車「デリカミニ」。国内市場での軽自動車の「あり方」が大きく変わるほど、大きなインパクトだ。
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