高市首相は解散・総選挙見送り?米中関係は「ディール成立」?……どこよりも早い「2026年カレンダー」で来年の投資を考えよう

✎ 1〜 ✎ 297 ✎ 298 ✎ 299 ✎ 300
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。

7日はダート馬の祭典、チャンピオンズカップが中京競馬場(第11レース、距離1800m)で行われる。

1年を通じて、もっとも予想が難しいG1レースのひとつと言っても過言ではないだろう。そもそもダートのレースは芝とは違い、地方開催のレースが多く含まれる。そんな中で、どうやって各馬の力量を見極めればいいのか。このレースを2連覇したレモンポップが引退した後でもあり、ダート戦線は混戦模様と見るべきであろう。

チャンピオンズカップ本命は、あの「芝G2コレクター」

筆者の選択はシックスペンス(6枠11番)だ。スプリングステークス、毎日王冠、中山記念と芝のG2レースを3つも制しながら、なぜかG1では今年の大阪杯と安田記念を大敗。そこでダートに転向したところ、前走の南部杯(盛岡競馬場)ではいきなり2着となった。チャンピオンズカップと相性のいいレースであるし、しかも3着はフェブラリーステークス(G1)の勝ち馬ペプチドナイルであった。「ダート替わり」の決断は大正解だったかもしれない。

しかもこの馬、勝った重賞レースは全て距離1800mである。同じ距離のチャンピオンズカップでは、初のG1勝利の期待は十分だろう。

対抗には、このレースで2年連続2着のウィルソンテソーロ(4枠8番)、単穴には3歳馬で4連勝中のナルカミ(6枠12番)、後はルクソールカフェ(8枠16番)、ダブルハートボンド(1枠2番)、それから中京ダートにめっぽう強い松山弘平騎手が騎乗するアウトレンジ(5枠9番)までを押さることにしよう。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学大学院教授で、掲載は12月13日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) 溜池通信代表

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役、双日総合研究所チーフエコノミストを経て2025年11月に独立。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事