そして11月28日からはローチケでマスターカード限定の先行抽選販売が、12月1日からローチケHMVプレミアム会員、「LEncore」会員限定の先行抽選販売が始まった。
今回は、炭酸ボトルではなく、オリジナルクリアバッグ付になっている。バッグの単価は6800円、MLBの野球観戦には重宝するアイテムだが、筆者はすでに持っているし、何個も必要なものではない。しかし、チケットを取るためには必須アイテムとなる。
さらに、12月10日からはローチケHMVプレミアム会員、「LEncore」会員限定の2次先行抽選販売が行われる。
浜辺に押し寄せる波のように何度も会員限定の先行販売があるのだ。その都度、カード会員が増えていくのではないかと思われる。12月1日に始まった先行抽選販売は、開始直後のローチケの「待機人数」が20万人を超えた。先着ではないから、あわてる必要はないのだが、必死の形相でスマホを操作するファンの顔が目に浮かぶようだ。
こうした先行抽選販売がすべて終了してから、ローチケで一般向けの先行先着販売が始まる。日本戦は販売開始直後に「販売終了」となるだろう。
メディアの取材申請さえ「超狭き門」
全ての先行販売が終わった後で、残った座席が一般販売にかけられる。この時点で日本戦は完売しているはずだ。
さらにWBC公式スポンサーの多くは「日本戦のチケットプレゼント」を売りにしたキャンペーンを年明けから展開するはずだ。
筆者はスポーツ専門ライターなので、各球団やNPBに申請して取材パスの発給を受けることがある。ただパスを発給されると発給時に申請したメディアにしか書けないなど制約が多いので試合では申請しないことが多い。
しかし今春のMLB「東京シリーズ」は、何とかパスをもらえないか、といろいろなメディアに聞いた。ところが多くのメディアは「パス発給は1メディア2人まで」などと制限がかかっていた。取材申請さえ「超狭き門」になっていたのだ。



















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