【生誕30周年を迎える、あのミドルサイズSUVが日本復活】ハイブリッド車を投入する意図、ホンダ新型「CR-V e:HEV」に課せられた役目

✎ 1〜 ✎ 192 ✎ 193 ✎ 194 ✎ 195
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
CR-V e:HEVのリアまわり
CR-V e:HEVのリアまわり(写真:三木 宏章)

先進運転支援システムでは、「ホンダセンシング360」を採用。カメラのワイド化やコーナーレーダーの追加などで、ホンダ車で一般的な「ホンダセンシング」の安全運転支援機能を拡大する。

たとえば、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」では、交差点での事故に対応するシーンを拡大。また、車線変更時に後側方から接近する車両の警告や事故を抑制する機能も追加する。加えて、車間を維持しつつ先行車を自動で追従する「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」では、カーブの大きさなどに応じ車速を調整する機能も採用。当モデルでは、これらも含め、ホンダセンシングより7つ多い全19もの機能を備えており、より高い安全性を実現していることがポイントだ。

フラッグシップSUVにふさわしい装備、予想価格は?

ホンダアクセスの純正アクセサリー装着車両
ホンダアクセスの純正アクセサリー装着車両(写真:三木 宏章)

6代目CR-Vでは、ほかにも、フロントガラスへ運転に必要な情報を投影する「ヘッドアップディスプレイ」、音声操作も可能な「Google搭載ディスプレイオーディオ」、高音質なサウンドを楽しめる「BOSEプレミアムサウンドシステム」などを搭載。車体の大きさだけでなく、装備面でも、まさにホンダ国内SUVのフラッグシップといえる充実した内容となっている。

価格などは未発表だが、これらを総合すると、おそらく、現在のホンダSUVで最上級といえるZR-Vハイブリッド車の価格(税込み)363万4400円~458万2600円より高くなる可能性は十分あるだろう。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

なお、現在、このモデルは、公式ホームページに情報を公開するとともに、2025年12月15日より先行予約の受付を開始する予定だ。一体どれくらいの価格帯で発売されるかなど、今後の追加情報も注目だが、いずれにしろ、ホンダ伝統のSUVブランドが、再びかつての輝きを取り戻せるような好セールスとなるのかも気になるところだ。

この記事の画像を見る(62枚)
平塚 直樹 ライター&エディター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事