【生誕30周年を迎える、あのミドルサイズSUVが日本復活】ハイブリッド車を投入する意図、ホンダ新型「CR-V e:HEV」に課せられた役目

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加えて、やはり前述のとおり、4WD車ではAWD制御を進化させたリアルタイムAWDも注目点との話だ。リアルタイムAWDとは、走行状況に応じ、前後の駆動力配分をきめ細かく最適に制御する機能。CR-V e:HEVでは、ハイブリッドシステムとの組み合わせで、雪上などでも安定した走行性能を実現。また、滑りやすい路面でも、コーナリングで走行ラインがコーナー外側へ膨らまないように制御を行い、悪路でも安定した旋回性能を両立する。

加えて、通常のハイウェイ走行なども、後輪の駆動力を拡大し、安定感と安心感ある走りに貢献。ドライバーが、シートやステアリングから高い車両安定感などを感じられるようになることで、よりステアリング操作に気を使わない、ゆったりとした走りを提供するという。

シフト操作&ドライブモード

CR-V e:HEVのシフトボタンまわり
CR-V e:HEVのシフトボタンまわり(写真:三木 宏章)

ちなみに、CR-Vのシフト操作などは、センターコンソールにある「エレクトリックギアセレクター」で行う。最近のホンダ車に多いボタン式シフトだ。中央のスイッチは、上から「P(パーキング)」「R(リバース=後退)」「N(ニュートラル)」「D/B切り替えスイッチ(Dレンジ=通常の前進/Bレンジ=強いエンジンブレーキや回生ブレーキを掛けるモード)」といった配列。パネルの運転席側には「P(パーキングブレーキ)」や、ブレーキペダルを踏み続けなくても停止状態を保持する「オートブレーキホールド」のスイッチを配置する。

さらに、パネルの助手席側にはドライブモードの切り替えスイッチも搭載。選べるモードには、ワインディングなどで楽しい「SPORT(スポーツ)」、すべてのシーンに対応する「NORMAL(ノーマル)」、エコドライブをアシストする「ECON(イーコン)」、雪上でもスムーズな走りをアシストする「SNOW(スノー)」、好みの設定が可能な「INDIVIDUAL(インディビジュアル)」を設定する。

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