【生誕30周年を迎える、あのミドルサイズSUVが日本復活】ハイブリッド車を投入する意図、ホンダ新型「CR-V e:HEV」に課せられた役目

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また、RSには2WD(FF)と4WDを用意、日本専用グレードとなるRSブラックエディションでは、4WDのみを設定する。

とくに独自の「リアルタイムAWD」を標準装備した4WDは、これも詳しくは後述するが、悪路から高速道路まで幅広いシーンでこのモデル独特の高い走行性能を実現。ホンダ的にはかなり「推し」な機能であることで、とくにプレミアムなRSブラックエディションを「あえて4WDのみの設定にした」という。

外観デザイン

RSグレードのリアビュー
RSグレードのリアビュー(写真:三木 宏章)

内外装は、上質さとスポーティさ、SUVらしいタフなイメージを融合させていることがポイントだ。まず、外観は、先代よりフロントノーズを伸ばし、Aピラーの角度を寝かしたことでスポーティさをアップ。また、ホイールベースと全長の拡大により、安定感のある力強いフォルムを演出している。

リアビューでは、CR-V伝統の縦型リアコンビネーションランプを採用。一目でCR-Vとわかるキャラクターながらリッドランプやライセンス位置を上方に配置するなど、細部のデザインを現代風にアレンジし、上質感とドッシリとした安定感を醸し出す。

ボディサイズとボディカラーについて

CR-V e:HEVのサイドビュー
CR-V e:HEVのサイドビュー(写真:三木 宏章)

なお、CR-V e:HEVのボディサイズは、全長4700mm×全幅1865mm×全高1680mm(2WD(FF)の場合)、ホイールベース2700mmとなる。

先代比で全長+95mm、全幅+10mm、全高±0(FFの場合)ホイールベース+40mmと、全体的にボリュームアップを図っている。

参考までに、同じミドルサイズSUVのZR-Vは、全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mm、ホイールベース2655mmで、現行CR-Vのほうが全体的に大きく、前述したとおり、より車格の大きなモデルに対するニーズに対応していることがわかる。

また、選べるボディカラーは以下のとおりだ。

「スレートグレー・パール」(CR-V初)
「キャニオンリバーブルー・メタリック」(CR-V初)
「ブレイジングレッド・パール」(ホンダ初)
「プラチナホワイト・パール」
「クリスタルブラック・パール」

 加えて、各グレードの外装には、主に以下のような違いがある。

【RSグレード】
前後横のロアガーニッシュ、ドアのアウターハンドル:ボディ同色
ホイール:切削クリア×ベルリナブラック
【RSブラックエディション】
前後横のロアガーニッシュ、ドアのアウターハンドル:ピアノブラック
ホイール:ダーク切削クリア×ベルリナブラック
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