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「おじさんの話って説教臭いじゃん」「私は話し相手には絶対にならない」。バイト仲間の言葉で…大学生"ひより"が自分を《女の子》と感じた瞬間

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女の子だからとかではなくて、ただミスしてしまったことに、大丈夫だよって言ってくれればそれでよかったのに。雰囲気を和ませようとしてくれたのかもしれないけれど、最後に「かわいい女の子」って言葉が加わったことで、私の仕事ってなんだっけ、ってすごくモヤモヤしてしまった。

最初はフレンドリーそうな男の人たちくらいの印象だったのに、すごく嫌になってしまった。

特別な関係の人からかわいがられるのはうれしい

それでも、店長も男の子のバイトも、女の子が変に扱われるのは違うよね、って思ってくれているから今のバイト先を心地いいと思える。昨日も先輩二人が、

「この前のシフトみんな男子だった時、常連が店の中だけのぞいて帰ったんだよ。ああいう客、ムカつくよな」

って話していて。

男の子と女の子って分かり合えない関係にあると思っていたの。経験することも、感じることも違うから。相手の目線になって想像して、共感するって難しい。

『ワンデーガール(ズ) -「女の子」として生きるってどういうこと?-』(かんき出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

でもバイト先の人はみんな、女の子の立場もわかった上でそれはおかしいよねって言ってくれる。そういうのがにじみ出ているから、それが居心地の良さを担保してくれている気がする。なんとなく大丈夫な気がするというか、自分は支えられている気がする。そんな感覚が強い。

リンリンがバイト先の男の子に対して与えている影響も大きいんだろうなって思う。

このバイト先での経験がきっかけで、女の子だからかわいがられるとか話しかけられるとか、「女の子だから」何かをされることに違和感を持つようになった。

でも、恋人からかわいいって言われるとうれしい気持ちはあるの。特別な関係の人からかわいがられるのはうれしい。そもそも恋人との関係がフラットだから、なんだけどね。

ちゃんと一人の人間として尊重し合っていて、同じ土俵に立っている。それをお互いにわかっているから、女の子として大切にされるのもすごく心地いい。

人間として大事にされている前提で、女の子としても大事にしてくれているって感じるのかな。だから、そういう時は自分が一番かわいい姿でありたいなって思ってる。

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