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「おじさんの話って説教臭いじゃん」「私は話し相手には絶対にならない」。バイト仲間の言葉で…大学生"ひより"が自分を《女の子》と感じた瞬間

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「だって、バーカウンターに女の子がいると、明らかに常連さんが長居するからさ。しかもずっと話しかけてくるんだもん。おじさんのする話って、説教臭くてひとりよがりじゃん? 自分が聞いてほしい話だけして。それなら、ガールズバーとかキャバクラとかあるんだから。女の子目当てで来てるなら、私たちももっとお給料もらっていいと思うんだよね。私は話し相手には絶対にならない。ひよりだってそう思わない?」

その時、私は何も返せなかった。だけど少しだけ、ドキッとした。

「女の子」として見られているということ

私たちのレストランは、お客さんとの距離が近いのね。私もお客さんと話すのが好きでよく話していたんだけど、おじさんと話すのが仕事だったら多分もうちょっとお金もらえるって、リンリンの考えを聞いて初めて気づいた。私は人として話しているつもりだったけど、「女の子」として話をされていることもあるのかな、って。ちょっとショックだった。

自分がしていることってそういうことだったの? おじさんが行くガールズバーの女の子がすることを、ここで私は普通にしていたの? 別にボディータッチとかは何も無いんだけど、ニコニコ話を聞いてくれる若い女の子として見られていることを意識せずに、自分がそういう振る舞いを提供していたのかな。

だから、その場ですぐには言葉を返せなかった。自分の中に何も返せるものが無くて。

でも、だからこそ、ホールは嫌だと言い切るリンリンを見てすごく強い女性だなって思ったのは覚えている。何かに屈することとかが無くて、自分の考えを絶対に貫く意志があって。それを行動に移しているのはすごくかっこいいなって。

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【「……これがリンリンの言ってたやつ?」】

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