「突然涙が出る」「この人生でいいのか」…多忙な毎日で"虚しくなってしまった人"に知ってほしい《日常整理法3選》。韓国の記録学者が伝授!

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多忙な毎日を過ごしながら、なぜこんなに忙しいのかわからない。毎日頑張っているのに、暮らしがよくなっているような気がしない。そんなときは、まず日常生活を整理してみよう。自分の人生にとって重要なこととそうでないことを区別し、自分のための日常のシステムを取り戻そう。

システムが必要なのは、会社や組織だけではない。生活を体系的に整理するシステムは、日常に大きな自由を与えてくれる。次に挙げるのは、私が実践している3つの日常整理法だ。

作業に応じて空間と時間を切り分ける

|1|空間を切り分ける

本を読もうとしたとき、周囲が散らかっていたり洗濯物が山積みになっていたりしたら、それを片づけるために読書は後回しになってしまう。だから、空間を切り分けることをおすすめする。もし部屋が狭ければ、デスクだけ分けてもいい。たとえば私はデスクを勉強に使い、テーブルは勉強以外のことをするのに使っている。リビングに小さなデスクを置いて、書きものをしたり映画を見たりといったことをやるためのコア・スペースにしてもいいだろう。

|2|時間を切り分ける

本を読み始めても、なかなか集中できないことがある。そんなときはサッと立ち上がって家事をやろう。すきま時間を使って洗濯をしたり、片づけをしたりする。要するに、あなたの人生のなかで重要だと思うことを中心に置き、それ以外のすきま時間を使って家事や雑用をするわけだ。私はこれを「サッとタイム」と名づけている。

人間が集中できる時間は連続で40分ほどだ。翻訳家として15年以上働いた作家のキム・ミョンナムは、自分で「KMN作業法」を開発した。40分間仕事に集中し、20分間を休憩にあてるのだ。自分の状況に合わせて時間を調整してもいいだろう。私の場合は、45分勉強して15分休むというパターンが習慣化している。休憩時間の数分を使って家事をするのだ。

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