《馬のお尻》愛し続けて30年…気づけば競馬記者に 「理想の名尻は筋肉がハート型」と語る彼女、偏愛高じて身についた"勝ち馬見立てる観察眼"

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《お尻探偵「HEY、Siri(尻)。有馬記念を勝てそうな、い~いお尻を教えて!」

Siri「ご自分で探してください」

………、冷たいなぁ。では、お尻探偵、久々に出動ですぞ~。

〜中略〜

このディープボンドの“みっちり”したお尻。凱旋門賞から有馬記念というのは、昨年と同じローテーション。もちろん、昨年も良かったですよ。でも今年は、ひと絞りされてより引き締まりましたね。筋肉のラインがしっかりして、身が入った美尻になっています。走るたびに、グッと盛り上がる筋肉。いいですね~。お尻探偵、イチ押しです》(第67回有馬記念・G1の予想。スポーツ報知が運営する競馬情報サイト『UMATOKU』より引用)

見事なまでに、文中にお尻という言葉が頻出している。以前からほかの記者とは異なるユニークな記事を多く書いていたそうだが、当時はコラムのために「お尻に絡めそうな言葉をずっとメモしていた」と志賀さんは笑う。

スポーツ報知 競馬記者 志賀浩子
大井競馬場の元アイドルホース「ハイセイコー」の馬像とともに(筆者撮影)

馬のお尻をズラーッと並べて行う「馬尻診断」が話題に

2023年には地方競馬担当に舞い戻ったが、中央競馬のG1時に“馬尻診断”と名前を変えた予想を不定期に展開した。

「写真部に頼んで紙面用に撮ってもらった馬のお尻写真をズラーッと並べて、それに私が点数をつけます。たとえば、このときよりもお尻の幅が出て筋肉隆々になっている。いいねって。それで紙面の調教欄を見ると前進力が増してるからこのお尻は満点だ、という感じで点数をつけるんです」

文章からあふれ出る志賀さんの馬尻フェチぶりは、競馬ファンの間で話題になった。ときには、競馬ファンから感想が届くこともあるという。

「ハガキをもらったことがあります。色鉛筆でキレイに色を塗られていて、親子でコラムを楽しみにしていますと書かれていました。ビックリしたし、うれしかったですね」

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