《馬のお尻》愛し続けて30年…気づけば競馬記者に 「理想の名尻は筋肉がハート型」と語る彼女、偏愛高じて身についた"勝ち馬見立てる観察眼"

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「勝手に競馬に関する企画を立てて、週刊誌に持ち込んでいました。グラビア写真の間に、なぜか馬のコーナーがあるという感じで記事を書かせてもらっていたんです。週刊誌の副編集長が競馬好きだったのも大きかったかな(笑)」

とはいえ週刊誌で取り上げるテーマは多岐にわたり、競馬のことだけを書けるわけではない。「競馬一本に絞りたい」という思いが強くなった志賀さんは、週刊誌で書いた記事をまとめて自らを売り込むことにした。向かった先は、月間利用者数1700万人を超える国内最大級の競馬情報メディア『netkeiba』。その熱意が認められ、2005年、念願の競馬記者になった。

お尻の大きさはスピードと関連。「ずっと注目はしていた」

ここで、日本国内で開催されている競馬について説明したい。

日本で開催される競馬は「中央競馬」と「地方競馬」の2つに分かれる。中央競馬は「日本中央競馬会(JRA)」が運営し、全国各地にある10カ所の競馬場(函館、札幌、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉)でレースが開催される。

一方の地方競馬は、各都道府県や市などの自治体が運営。全国15カ所の競馬場で、地域に根ざした特色あるレースが展開される。中央競馬と地方競馬では運営母体の規模が違うため、レースの賞金や所属騎手、調教師など異なる点が多いのが特徴だ。

志賀さんはnetkeibaに入社すると、中央競馬担当になった。茨城県美浦村にある美浦トレーニング・センターに毎週通い、企画のためのネタを集め、原稿を執筆する日々。名馬として知られるディープインパクトやウオッカの担当になり、フランスのパリロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞にも同行した。

この頃の馬尻フェチ度はどれほどだったのだろうか。

スポーツ報知 競馬記者 志賀浩子
間近で見る競走馬のお尻はほどよく引き締まり、躍動感もあって美しい……!(筆者撮影)
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