インフレだろうが不況だろうが揺るがない投資の神髄とは?"投資の神様"が「いますぐ私がお金を用意する」と断言したこと
一生困らない「お金を増やすスキル」とは何だろう?(写真:Taka/PIXTA)
インフレが続き、将来の経済状況が不透明ないま、私たちはどこに投資すべきか?
「投資の神様」ウォーレン・バフェットはバークシャー・ハサウェイの株主総会で、インフレに強い銘柄を尋ねた若き質問者に対し、意外なアドバイスを贈ったことがある。
彼は「いますぐ私がお金を用意する」と断言するほど、絶対的に価値のある「あるもの」への投資を強く推奨したのだ。
バフェットが説く投資の本質は、景気や社会の変化に左右されず、経済的な主導権を握るために必要なことだ。
この考え方は、特にキャリアの土台を築く20代にとって非常に重要である。
人生には、仕事とプライベートの「バランス」だけにとらわれず、死にものぐるいで自分を磨く「決定的に重要な時期」がある。
現役投資アナリストとして富裕層と接してきた執筆者が、著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』の中で、「最高の人材」となるためのキャリア戦略と資産形成の考え方を明らかにする。
20代で「絶対投資すべきこと」
2022年、ウォーレン・バフェットが経営する投資会社バークシャー・ハサウェイの株主総会で、こんな出来事があった。1人の少女がこんな質問をした。
「ご存じのとおり、4カ月前からインフレが続いています。インフレの時代でも強い銘柄を1つ選ぶとしたら、どの銘柄か、そしてその銘柄がどんな強みを持っているのか教えてください」
すると、ウォーレン・バフェットは豪快に笑いながら、投資よりももっといい方法を教えてあげようと言って、こう話しはじめた。
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