インフレだろうが不況だろうが揺るがない投資の神髄とは?"投資の神様"が「いますぐ私がお金を用意する」と断言したこと

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自分だけの強みを見つけて、それを武器にするためには時間がかかるかもしれない。けれど、手遅れになる前に見つけておいてほしい。

ワークライフバランスが本当に大事か

そのためには、「ワークライフバランス」について、もう一度考えてみる必要がある。 仕事とプライベートの両立は大切だけれど、バランスだけに盲目的にとらわれてしまうと、仕事においての「決定的な時期」を逃してしまうかもしれない。

入社後3年から5年は、社会人としての基礎を築く時期だから、死にものぐるいで仕事に臨まなければならないのに、バランス重視のあなたは与えられた業務をこなすだけで月日がたってしまう。

一方で、死にものぐるいで経験を積みたいという同期は、あなたよりも早く実力をつけることになる。

そうなると、あなたは責任ある役職につくのが難しくなる一方で、同僚はずば抜けた能力を身につけて昇進し、単独プロジェクトを任されるようになるかもしれない。

だからわたしは、年齢ごとにワークライフバランスの割合を変えていく必要があると思う。

20代のときは仕事の割合が80%、30代は70%、40代は60%、そして、50代になったら仕事とプライベートの割合が50%ずつになるようにする。

くり返しになるけれど、キャリアには決定的に重要な時期がある。 その時期くらいは、死にものぐるいで仕事をして、限界を知らなければならない。そのときにあなたが何を学んで自分のものにできるかによって、5年後のあなたの未来は大きく変わるだろう。

なぜなら、ウォーレン・バフェットが言っていたように、いちばんの投資はあなた自身に投資することだからだ。

パク・ソヨン 投資アナリスト

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Park So Yeon

韓国ソウルの大手投資企業で働く現役投資アナリスト。

ソウル大学東洋史学科卒業後、同大学院で経済学修士号を取得。投資のプロとして20年以上のキャリアを積み、大手メディアでコメンテーターとしても活躍。これまで「毎日経済証券大賞」「ソウル経済今年のアナリスト賞」等、受賞歴多数。これまでに出会った数多くのお金持ちから学んだ知見など「お金と人生に対するもっとも役に立つアドバイス」を凝縮した著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』がある。

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