「俺たちの大臣」「国民を片っ端からブロック」 一般にはマイナー?な初入閣の小野田紀美大臣(42歳)が《SNSではすでに大人気》のワケ
振り返れば、前任の石破茂内閣では、発足時の閣僚の服装がルーズではないかとの理由で、「だらし内閣」だと批判された。個人的には、容姿よりも中身で判断すべきだと感じるが、それだけ国民は「閣僚の見た目」に注目しているということだろう。
その点において、小野田氏の投稿は「なぜなに」に正面から向き合い、人々の興味関心に沿っていると言えるだろう。
こうした投稿から透けるように、小野田氏のSNS人気は“国会議員らしくない発信”にあることがわかる。先のドレス投稿は、比較的落ち着いた内容であるが、ツッコミどころのあるものも珍しくない。
選挙区内の“餅つき”で、人目を気にせず、一心不乱にきねを振るう動画などは、「そこまでやるか」と感じさせる。今回閣僚となったことで、さらにその「SNSと肩書のギャップ」は増すだろう。
「ガチのオタク」という評価
加えて、ネットユーザーとの親和性が高いのが、サブカルチャーへの圧倒的な「当事者意識」だ。プロフィール紹介の所で、「ゲーム会社勤務などを経て」と書いたが、このアニメやゲームの理解の深さも、SNS上では好印象につながる。
過去には、自民党の公式YouTubeチャンネルで、その作品愛を熱弁したこともあった。
漫画家で自民党の参院議員である赤松健氏は、Xで「ガチのオタクであり、女性向けシチュエーションCDやBLCDを中心に広報&プロデュースしていた、元本職の方です」と紹介。小野田氏は「いえいえ、私なんぞ本当にたしなみ程度のにわかです…でも好きな作品の話がたくさんできて嬉しかったです」と、謙遜まじりに引用リポストをしていた。


















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