「俺たちの大臣」「国民を片っ端からブロック」 一般にはマイナー?な初入閣の小野田紀美大臣(42歳)が《SNSではすでに大人気》のワケ
22年8月4日の『ABEMA Prime』では、「献金を一切受け取らないし、政治資金パーティーも開かない。何かの恩を一定の企業や宗教、団体からドンと受けると、ひもを引っ張られてしまうことがありうる」と語っていた。
このように小野田氏は、権力に左右されず、自らを貫く姿勢を見せている。政治に「強いリーダーシップ」が求められる昨今では、こうした人物に対する期待感が増すのも理解できる。
まさに、高市氏が自民党総裁まで上り詰めたのも、先の参院選で参政党が大躍進したのと同様に、「強固な国家観を打ち出す政治家」が求められてきたからだ。そう考えると、小野田氏が注目を集める理由も、なんとなくわかってくる気がする。
「ツッコミどころ」のあるX投稿
特筆すべきは、小野田氏のSNSへの適性の高さだ。あまりネットの習熟度を年代で区切りたくはないが、やはり「若さ」ゆえの親和性はある。その点、小野田氏は他の政治家と比較すると、一日の長があるように思える。
政治家のSNS運用で、重要となるのは「ツッコミどころ」の有無だ。実直さが求められる国会議員だからこそ、人間らしさをにじませることで、親近感が増していく。小野田氏は、その硬軟をうまく調整して、情報発信しているように思える。
たとえば今回の大臣就任にあたり、認証式で着用したドレスが注目された。銀色で目立つ服ゆえに話題となり、数年前に片山氏が着用していたものと同一なのではとのウワサも立ったが、即座にXで「自前のものです」と否定。
「宮中のドレスコードに該当する服って殆ど売っていないので急いで買おうとしても選択肢が少なくてかぶりがちかもしれませんね」と、その理由を説明していた。


















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