駅ナカでぽっかりできたアイドリングタイムで、お腹を満たすのはもちろんのこと、休息に充てたり、スキマ仕事に充てたりと、時間を有効に使える。つまりは効率的かつおいしく時間をつぶせるのです。
クロックムッシュは、ハムとチーズを挟んで焼いたホットサンド。ベシャメルソースを塗って焼くことが多いのですが、デリフランスでは、サンドイッチ用の食パンを使用しており、表面には卵液をかけて焼いてあり、甘くないフレンチトーストっぽい仕上がりです。
パンの表面にはシュレッドチーズが乗せられ、こんがりとした焼き色も香ばしく、内側はしっとり柔らか。パンには、チーズとハムをサンドしているのですが、半月ハムが3枚も入っていてケチくさくなくて嬉しい。
ヨーグルトのカネカにパン屋ならではの絆を垣間見る
サイドのヨーグルトはカネカ製。会社スローガンが「カガクでネガイをカナエル会社」だけあり、還元型コエンザイムQ10を配合した機能性表示食品です。「なんでカネカ? 明治とかメグミルクとかじゃないんだ」と思われた方もいるかもしれません。実は、カネカとパン屋さんとの間には、深いつながりがあるんです。
カネカはパンのフィリング(パン具材の総称)製造の大手。筆者は以前、街の手作りパン屋さんで製造補助バイトをしていたことがあるので、カネカには本当にお世話になり、ドイツパンにツナフィリングを詰めたり、コッペパンにフラワーペーストと呼ばれるクリームを詰めたりしていました。


















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