カウンター席のコンセントでスマホを充電している人もいます。携帯電話だけでなく、人間も同じ。得意先へ向かう前のわずかな時間に、デリフランスでエネルギーを“チャージ”する働く男たちは、10時前には散り散りに戦場に旅立っていきました。
10時を過ぎても客足は途切れず
10時を過ぎると、客層ががらりと変わります。和服姿のご婦人が待ち合わせに使ったり、両手いっぱいに紙袋を抱えた旅行者風の老夫婦が休憩に立ち寄ったりと、さまざまな人が店を訪れます。テイクアウトでパンを買っていく人も多く、30分ほどの滞在中にも、1〜2分おきにレジで会計する姿が途切れることはありませんでした。
駅ナカのざわめきをBGMに、行き交う人々を横目にパンをかじる、わずかな時間の中で日常の余白を感じる都会の朝です。
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