「マイクロブタと川の字で眠る幸せ…」ストレスの多かった共働き夫婦がたどり着いた穏やかな日常

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 13
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、ブタにも換毛期がある。ブタの毛は犬や猫と違って針金のように固いので、掃除機やコロコロローラーではとれない。換毛期になるたびに夫婦で草むしり状態になるという。

もちろんしつけも必要で、しっかりトレーニングしなければ、人に対して攻撃的になることもあり、実際に飼い主に対して噛みつくようになるブタもいる。

マイクロブタの平均寿命は10年から15年。40キロ近い大型の動物と室内で暮らしていくためには、時間をかけてしっかりとしつけをし、信頼関係を築くことが前提となる。

ケーキとおもちくん
「ミニブタの日」のお祝いにはケーキでお祝い(写真提供:しおりさん)

おもちのために、健康でいたい

おもちくんを迎えるまで、夫婦の生活は自由だった。二人とも夜遅くまで働き、毎日外食、ストレス解消にお酒を飲む日も多かったという。

「おもちをお迎えしてから、生活はガラッと変わりました。外食もしなくなりましたし、病気にならないように健康的な生活をしようと気を付け始めたんです。おもちにも長生きしてほしいし、最後まで看取れるように、私たちも健康でいなきゃって」

外食もあまり行かなくなり、お酒も飲まなくなった。昔は日常のストレスをお酒で発散していたが、今はおもちくんがいる。

「家のなかも、穏やかな空気になりました。おもちがいるだけで、夫婦でクスっと笑えたりして」

おもちくんのお尻
チャームポイントのムチムチおしり。丸いシェイプと左右に揺れる尻尾がポイント(写真提供:しおりさん)
次ページそっとそばにいてくれる、小さな力士のよう
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事