SNSには"自己満カード"との声もあるが… 年会費10万円・国内初のビザ最上位ランク「三井住友カード Visa Infinite」はどんな人なら向いているか
例えば、ビザのスポンサーシップを活用したスポーツ共同プログラムだ。その第1弾として、来年2月に開催予定の「ミラノ・コルティナ 2026 冬季オリンピック」の特別プログラムが用意されている。
現地での特別な観戦チケットの販売に加えて、オープニングナイトパーティーや出場選手の壮行会への招待なども予定されている。このような体験は、お金を支払えば得られるというものではない。
上位クラスのクレカの特典としては定番となっているダイニングやトラベルなどについても、「Visa Infinite」だけのオリジナルイベントが用意されている。
ダイニングでは、中華料理の脇屋友詞シェフとパティシエの鎧塚俊彦シェフとのコラボレーション企画を予定。スポーツでは、小野伸二氏と中澤佑二氏によるサッカートークショーや、プロゴルファーの石川遼選手とのラウンドを開催するとしている。

このほか、東急歌舞伎町タワーの「THEATER MILANO-Za」で上演される「歌舞伎町大歌舞伎」の特別鑑賞会なども計画している。
感動だけじゃない「お得な体験」も提供
このような多彩な会員限定イベントは毎月4回以上を目安に開催される予定だ。もちろん抽選に当選するなどのハードルはあるし、こうしたイベントを冒頭のSNSのように「自己満」と捉える向きがあるかもしれない。だが、実際に体験できれば、利用者の人生を豊かにする可能性もあるだろう。
物理的にお得さを感じられる体験もある。トラベルでは、世界1700カ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が回数制限なく無料で利用できる。この「プレステージ」プランは、本来なら469ドル(約7万円)の年会費が必要になる。
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