東武とJR四国が「異例コラボ」意外に深い関係性 「スペーシアX」車内に「伊予灘」アテンダント
コラボのきっかけは東武鉄道の社員らが伊予灘ものがたりを視察に訪れたことだった。
JR四国東京統括部の松尾怜さんは「東武さんが伊予灘ものがたりに乗車されたときのことを聞いて、コラボ企画が実現させられないかと1年ほど前に相談をさせてもらった。たまたま乗り合わせた方々にも自社の観光列車を知っていただく機会になってよかった」と手ごたえを感じた様子だった。
コラボで双方が手ごたえ
一方、東武側にとってもよい刺激になったようだ。営業企画推進課の丸山誠人さんは「きょうは伊予灘ものがたりの熱心なファンの方にも乗車してもらえた。11周年を迎えた伊予灘ものがたりのように、スペーシアXも長年愛される列車になるようにサービス向上に努めたい」と話していた。
東武日光到着後は駅前でPRイベントを実施した。また期間限定で、伊予灘ものがたりの車内で提供している松山市のクラフトビール「道後ビール」をスペーシアXのカフェカウンターで販売した。

「スペーシアX1号」の車内でパンフレットや記念品を配布する「伊予灘ものがたり」アテンダントの大久保実奈さん(記者撮影)
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