定年後の貯蓄が2000万円⇒年利4%運用で毎月10万円を取り崩したら、何年後に底をつく?

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【時間軸でお金を分ける】

手元のお金は時間軸で分けて管理しましょう。

短期間のお金:日々出入りするもので、3年以内に必要な資金。預け先は、流動性が大切です。

中期間のお金:目的が決まっているもので、3~10年以内に必要な資金。預け先は、安全性が大切です。

長期間のお金:しばらく使わないもので、10年以上先に必要な資金。収益性のある場所でお金を働かせ、増やすことが大切です。

『定年5年前に読むお金の本[超入門]』より

分散投資の鉄則「1つのカゴにすべての卵を盛るな」

投資経験ゼロでも老後を豊かにできる! 定年5年前に読むお金の本[超入門]
『投資経験ゼロでも老後を豊かにできる! 定年5年前に読むお金の本[超入門]』(PHP研究所)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

イギリスには「1つのカゴにすべての卵を盛るな」という格言があります。複数のカゴに分けて卵を入れておけば、1つのカゴを落としても、他のカゴの卵は無事です。

例えば、卵を10個持っていて、それを1つのカゴに入れて持ち運んだとして、そのカゴをうっかり落としてしまったら、すべての卵が割れてしまいます。

投資も同じことが言えます。1つの商品や企業にお金を集中させてしまうと、その商品が下落した時に大きな損失になります。

いくつかのカゴ(=投資先)に分けて持つことで、リスクを減らせます。

川口 幸子 クラウドコンサルティング代表取締役

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かわぐち ゆきこ / Yukiko Kawaguchi

クラウドコンサルティング株式会社代表取締役。ファイナンシャル・プランナー(約30年)、金融コンサルタント、宅地建物取引士、国際コーチ連盟認定コーチ、相続診断士、マネーセミナー講師。幼少期を欧米との往来の中で過ごし、“ 欧米式のお金の教育” を受け、8歳で長期積立分散投資をスタート、11歳で預金300万円を貯める。南カリフォルニア大学gerontology(老齢学)学科修了。銀行勤務、保険会社勤務を経て、「お金の専門家」の必要性を痛感し、30年前にファイナンシャル・プランナー資格を取得。国際認定コーチとしての視点も活かし、マネーコーチとして個別相談・資産形成アドバイスを行う。資産運用EXPO での特別講演、テレビ・ラジオへの生放送出演も経験。日本経済新聞社、読売新聞社他の新聞社主催セミナーや、ANA 他の企業研修、教育機関など、全国で講演。主な著書に『ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール』(秀和システム)がある。

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