SNSでは「どんだけポンコツなん?」と怒り心頭、新サービス《NHK ONE》がスタート当日に生み出した阿鼻叫喚の"意外すぎる顛末"

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かつて「NHKプラス」に登録した際のメールアドレスを入力し、認証コードを受け取ればいいようだ。ところが、その認証コードが送られてこない。同じ作業を何度繰り返しても、来なかった。

SNSを見てみると、同じことで困っている人たちが「登録できない」「認証コードが来ない」と泣き叫んでいる。「NHK PR」などのXアカウントを見ても、何も説明がない。

「NHK ONE」に関するこれまでの告知から、このアプリは「登録」しないと使えないと思っていた。これは、ネットサービス移行時にしばしば発生してしまう、よくある類いのトラブルか――。今夜は寝るしかないと諦めた。

実はログインせずとも利用できた

翌朝もう一度試したが、やはり認証コードは来ない。調べてみると、1日深夜にNHKが「Gmailなど一部のメールアドレスで登録できないトラブルが起きている」と発表していた。私もGmailのアドレスだったので、そのせいだと理解した。

それにしても、日付変更と同時に旧アプリを停止したなら、登録者が集中するのは目に見えていたはずだ。準備が甘かったのではないかと苛立った。

いろいろ情報を見て回るうち、ふと「NHK ONE」のサイトを見てみると、ログインしなくても問題なく、ひととおり利用できた。

少々わかりにくいのだが、「NHK ONE」は「NHKプラス」「ニュース防災アプリ」「NHK for School」という3つのアプリの総称であるとともに、Web上でこれまでバラバラに提供していたサービスを1つにまとめたサイトの名称でもある。

そのサイトのほうにも「NHKプラス」があり、見逃し配信も視聴できた。ニュース記事なども閲覧できる。Web上で登録せずに見られるのなら、アプリの「NHKプラス」も登録なしに使えるのではないか。

次ページ試しに、テレビ用アプリを開くと…
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