最薄部約5.6mmを実現しながらチタンフレームで堅牢性を確保。60kg以上の力をかけても大丈夫であることが検証済み

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以下はYouTubeアプリを使い、アップルがYouTubeに公開している発表会動画を3時間再生し続けた時のバッテリー消費量を示したものだ。バッテリーは100%充電済みの状態から、Wi-Fiで接続して通信を行った。ディスプレイ輝度はどれも「最高」にしている。

バッテリー動作時間 比較
YouTube再生でバッテリー動作時間を比較(筆者撮影)

本来は「バッテリーが切れるまで」テストをしたいところだったが、作業スケジュールの関係で「3時間」での連続テストになった、そのため精度はそんなに高くないだろう。

だが、面白い結果が出た。iPhone AirよりもiPhone 16 Pro Maxの方が動作時間は短くなり、iPhone 17とiPhone 17 Proは同じくらい。iPhone 17 Pro Maxはさらにグッと長くなっている。

バッテリーの量を比較
3時間、YouTube動画を連続再生した時に消費したバッテリーの量を比較(筆者撮影)

iPhone Airは「薄いからバッテリーが持たないのでは」と言われていたが、少なくともスペック上、過去モデルより極端に短いわけではなさそうだ。今年は他の製品も動作時間を延ばしている。だから、「今年の水準に合わせると短め」くらいの感じだろうか。

iPhone Airには専用の「iPhone Air Battery」が周辺機器として用意されている。サイズの問題から他の製品にはつけられない、Air専用の周辺機器である。これが必須というわけではなさそうだが、「あってもいい」くらいのものかもしれない。

iPhone Air Battery
iPhone Air専用の周辺機器「iPhone Air Battery」(筆者撮影)

発熱の不快感を軽減

同じように、ゲームで高い負荷をかけたあと、発熱を確認してみた。以下は、温度分布を画像として撮影できる「FLIR One Gen3」という機材を使って撮影した画像だ。白に近いところほど熱い。

発熱状況 比較
発熱状況を確認。左から、iPhone 17/iPhone Air/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max、比較用のiPhone 16 Pro Max(筆者撮影)

去年のモデルであるiPhone 16 Pro Maxがかなり発熱しているのに対し、iPhone AirやiPhone 17 Proシリーズはそんなに発熱していないのがわかる。

特に注目してほしいのは、熱が本体の上部、要はプラトーに集中しており、手で持つ部分はさらに発熱していないことだ。

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