家賃年収7000万円の【億り人大家】が「不動産投資なら戸建てがおすすめ」と言い切る4つの理由
逆にいえば、そういった土地だということの目利きを間違えれば、すなわち投資での負けに直結することになります。
「地方の物件」で気をつけるべき注意点
土地として売れるという強みを持つ戸建てですが、建物がまだまだ使える場合、中古戸建てとして売却するほうが高く売れることもあります。特に地方ではこの傾向が顕著です。
中古戸建てとして買って、そのまま自宅用(実需)の中古戸建てとして売却したほうがいいケースです(私は宅建業者なので賃貸に出さず、そのまま売却することが多いです)。これは比較的目利きがしやすいジャンルといえます。
・住宅ローンが付く物件か否か
・駐車場台数は、そのエリアの需要に合っているか
・インフラは生きているか(特に上下水道が重要)
・築何年までなら、そのエリアで買い手が付きやすいか
・雨漏りと傾きがないか(雨漏りがある場合には100万円ほどの修繕費をプラスして購入額を算定)
・生活しやすいエリアか(地方では駅から遠くても問題ない。小学校やスーパー、コンビニが近くにある場合はかなり高評価)
これらを確認して問題がなければ売却価格を予想して、それより安く購入することで利益が得られます。
ここでの注意点ですが、地方では通常、価格は新築時がピークで建物が古くなるにつれ価格が下がっていくため、購入したときから時間が経つと、大幅に価格がダウンするケースも珍しくありません。
東京の人からは考えられないかもしれませんが、新築時に3000万円の家が築10年で1000万円以下になってしまうようなエリアも地方にはいくつも存在します。だいたい、人口の減少ペースが非常に速い地方がそれに当たります。
そういう物件は限界集落に向かっていく途中で、不動産は安いけれど家賃はそこそこという段階があり、そのタイミングでは利回りが高くなります。しかし、いずれは貸せない・売れない物件になっていく可能性があります。どこで手を引くかの見極めが重要といえます。
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