家賃年収7000万円の【億り人大家】が「不動産投資なら戸建てがおすすめ」と言い切る4つの理由
なぜ、土地として売れることが最も理想的なのか? それは、戸建て投資の本質を一言で表すなら、「土地を買って、建物をおまけでもらう」ということだからです。これは決して極論ではありません。不動産投資で長期的に成功するための、最も重要な考え方です。
戸建てと共同住宅の「決定的な違い」
戸建て最大の魅力の1つは、「土地」という資産を持てることです。区分マンションでは、たとえその中の1室を所有し、土地敷地権を持っていたとしても、土地を個別で売ることはできません。
しかし、戸建てであれば、建物と土地の両方が「自分だけ」のものになります。そして、基本的に1世帯が住む目的でつくられていますから、その家族が退去すれば入居率は即0%です。
中には鉄筋コンクリート(RC造)でつくられている家もありますが、多くの場合が木造や軽量鉄骨造、そして1~3階建てです。これらは解体費が安く、将来的に建物を取り壊して更地として売りに出すのが容易です。
設備の故障が多かったり、建物が劣化して直すよりも壊したほうが安かったりする場合には、1世帯ですから、話し合いで退去を促すことができるでしょう。
これが共同住宅(アパートや一棟マンション)の場合、そうはいきません。複数の世帯が住むアパートでは、全入居者に退去してもらう手間(ほとんどの場合、少なくない金銭も必要)や、高額な解体費用など、更地にするまでのハードルがいくつもあり、売りに出す場合はアパートとして売ることになるのが大半です。
つまり、物件を「土地」という商品に容易に転換できるのは、数ある不動産の中で戸建てに限定されるのです。
そして、土地には様々な使い道があります。立地や形状によっては住宅用地だけでなく、別の収益手段にも転用可能です。特に容積率の大きい土地、それからロードサイドなど商業に適した土地は重宝されます。
売り手が使い道を決めてやらなくても、「土地」(古家付きのままでも土地として売りに出すことは可能)として売り出しておけば、それを使って何かをやりたい人たちが買いに来て活用します。
ですから、土地として売りやすく、土地にしてしまえばいろいろな使い道があるというのが戸建て特有の柔軟性であり、大きな強みといえます。
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