「週末の夜にゆったり座って帰っていただきたい。美里町に住んでよかったと思ってもらえるように作りました」と、JR東日本小牛田統括センターの渡邉和利所長が話す。首都圏で通勤ライナーという新たなマーケットが生まれたことから、仙台でも同様のマーケットが生まれるのではないかという期待がある。しかし、「乗車人員が減り続けているような地方路線で列車本数を増やすのは異例中の異例だ」として、導入までには社内で賛否両論あったという。
渡邉所長は地元出身。子供の頃から沿線を走る列車を見て育った。「個人的には古き良き時代の風景を大事にしていきたいと思う。しかしノスタルジックな感情だけで鉄道を維持していくのは厳しい」。一方で、「人口が少ないなら少ないなりに打つ手はある」とも言う。それがイブニングウェイである。
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渡邉所長は「これは人口減少という地域が抱える問題に対してJR東日本が出した1つの答えです。言い方を変えればJR東日本から地域への挑戦状です」と話す。
利用者が少なければイブニングウェイは廃止となる。しかし、利用状況が好調ならほかの曜日も含めてもっと走らせようという展開になるはずだ。そうなれば美里町の小南主幹が話したとおり、通勤・通学手段としての利便性が向上し定住人口の増加につながる。「この挑戦状に地域は必ず応えてくれると信じています」(渡邉所長)。
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