「目覚めた瞬間から疲れを感じる…」「体調がスッキリしない…」忙しくても疲れを残さず過ごすための”簡単な習慣”
ストレスを抱えていると自律神経のバランスが崩れ、予定よりも早い時間に目覚めて、そのまま眠れないことがあります。ストレスがたまると、自律神経のうち交感神経が優位になり、脳は覚醒状態になります。すると眠りが浅くなり、眠っていてもすぐに目覚めてしまうのです。
毎日のように目が覚めてしまうと、熟睡感を得られず、「眠れないことがストレス」になりがちです。
早朝に目が覚めたとき、「もう一度寝よう」と強く意識しすぎると「寝ることがプレッシャー」となり、逆効果。「寝ないと日中に倒れちゃうかも」と焦る気持ちは、ますます眠れない状態を引き起こします。
そんなときは過度な心配をしないこと。早くに目が覚めたら、無理に眠ろうとせず、ベッドから出てしまいましょう。そのままソファに座って自然に過ごせばOK。
また年を重ねると、朝早くに目覚めることが多くなります。これは、加齢に伴い睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減少するためです。
加齢による早朝覚醒は、「お年頃」の現象と受け止めて自然に任せて過ごしましょう。朝早くに目が覚めたら、ベッドから起き出して本を読んだり、ストレッチをしたりと朝の活動をはじめるのもいいですね。
朝食を食べないという人は、体内時計をリセットするためにも、無理なくカンタンでお手軽なものから食生活を見直してみましょう。なかでも、ゆでたまごは最強です。
卵には9種類の必須アミノ酸がすべて含まれ、たんぱく質源として完璧です。ビタミンB1やセロトニンの合成を盛んにする必須アミノ酸のトリプトファンが多く含まれています。
トリプトファンは精神の安定や睡眠の改善に効果的とされているセロトニンの元となるもの。めんつゆを入れた保存容器に煮卵を冷蔵保存すると、毎回作らなくてもお手軽に食べることができますよ。
起き上がれないときは寝たままチャイルドポーズ
貧血の人は、朝起きるのがつらいですよね。若い頃、わたしも慢性の貧血でした。
寝起きが悪く、目が覚めても起き上がれませんでした。 そこで当時、ベッドのなかで朝から行っていたのがヨガのチャイルドポーズです。おでこをマットにつけた状態で体を伸ばし、血のめぐりをよくしてから最後に頭を起こすようにしていました。
まず布団のなかで、うつぶせの姿勢からモゾモゾと膝を正座の状態にそろえます。本来は正座の状態で背筋を伸ばすのですが、頭を上げることができないのでモゾモゾと動きます。
ゆっくりと息を吐きながら、両手を床につけた状態のまま体の前方へと歩かせていき、腕を頭より前へと伸ばし、おでこはマットにつけた状態でキープ。ゆっくりと呼吸を続けながら、肩、背中、腰がじんわり伸びるのを感じます。
体のこわばりがじわじわとほぐれ、リラックスします。血がめぐり、体が伸びて心地よく感じたところで、最後に頭をゆっくり起こしましょう。
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