大阪モノレール「運転体験」鉄オタ以外にメリット大 車両で違う操作感、いまや鉄道趣味の新ジャンルに

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「モノレールはゴムタイヤで走るので、一般的な鉄道車両とは少し違う感覚が味わえます。ワンハンドルマスコン(自動車でいうアクセルペダルとブレーキペダルの機能を兼ね備えたハンドル)が右側にある車両も珍しいですし、なにより運転席から見える景色が独特で、やみつきになります」(参加者の一人)

この日の参加者は体験運転に慣れた人ばかり。所作も様になっていた(撮影:伊原薫)
【写真の続き】運転体験用に立てられた停止位置目標が真横に来るよう列車を止める。列車が急加速しないよう、マスコンハンドルにはカバーが設置されている

鉄道趣味の新たなジャンルに

「当社には、1000系・2000系・3000系と3種類の車両があり、ブレーキの利き具合や運転の手順が少しずつ異なります。そういった点も体験していただき、列車を動かすことの奥深さを知っていただければと思います」(河内さん)

【写真をもっと見る】「電車を運転してみたい」というファンの願いを叶えてくれる鉄道会社の運転体験イベント。大阪モノレールならではのレアな体験ができる

「電車を運転する」という貴重な体験ができ、鉄道会社にとってもメリットがある、鉄道の運転体験。鉄道趣味のジャンルの1つとして、すっかり定着した感がある。今後の広がりや各社ならではの内容の充実に期待したい。

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伊原 薫 鉄道ライター

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いはら かおる / Kaoru Ihara

大阪府生まれ。京都大学交通政策研究ユニット・都市交通政策技術者。大阪在住の鉄道ライターとして、鉄道雑誌やWebなどで幅広く執筆するほか、講演やテレビ出演・監修なども行う。

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