大阪モノレール「車両検査」普通の電車とは大違い 引退間近の1000系04編成のメンテナンスに密着

大阪モノレールの万博記念公園駅に隣接する車両基地で最新車両の3000系(左)と並ぶ1000系04編成。同編成の検査シーンも間もなく見納めだ(撮影:伊原薫)
2025年で開業35周年の大阪モノレール。その路線長は2路線合わせて28.0kmで、日本一を誇る。国内第2位の東京モノレールが17.8km、第3位である沖縄都市モノレール(ゆいレール)が17.0kmなので、まさに“頭ひとつ抜けた状態”だ。
車両基地での検査の様子
そんな同社では2025年4月現在、22編成の車両が運用されている。内訳は1000系が6編成、2000系と3000系が各8編成。このうち1000系は、開業時に導入された0番代がまもなく姿を消す。
そして、これらの車両のメンテナンスを一手に担うのが、万博記念公園駅に隣接する車両基地だ。
2025年4月上旬のある日、車両基地を訪れると、1000系0番代で最後に残った04編成が検査の最中だった。
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