Perfumeライブで全国の観客が称賛「SAGAサンライズパーク」が"佐賀の誇り"になるまで。《開業2年で地価1割上昇》建築家インタビュー

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西村浩さん、宮原耕史さん、山口祥義さん

SAGAアリーナで佐賀バルーナーズの試合を観戦する、右から西村浩さん、佐賀県SAGA2024・SSP推進局長(当時)の宮原耕史さん、山口祥義佐賀県知事

2024年度土木学会デザイン賞「最優秀賞」に

2024年度、土木学会デザイン賞の最優秀賞を「SAGAサンライズパーク+栄光橋+佐賀市文化会館西側広場」が受賞した。

受賞の講評において、そのデザイン性の評価に留まらず、開業後の県民の利用のありようについて高く評価している。

オープン以降、佐賀ではこれまでになかったエンターテイメントやスポーツイベントが毎週末開催され、県民の楽しみの機会が増え、夢や感動を生み出す拠点として親しまれている。日常的には、ジョギングや散歩に訪れる人の姿など、ゆったりと過ごす豊かな暮らしの風景が見られるようになり、「県民の自慢の場所」となったと聞く。結果、公共投資が地価上昇とともに税収増に繋がり、民間投資を呼び込む好循環を生みつつある。(資料:土木学会デザイン賞ウェブサイトより引用)
FaceBook投稿
2025年1月、土木学会デザイン賞「最優秀賞」の授賞式。「我らが佐賀チームは、授賞式に設計チーム、佐賀県、佐賀市の総勢20数名が出席し、…審査委員長からありがたい講評をいただきました」と伝えている(資料:西村浩さんのFaceBook投稿)

こうして、いまや佐賀にはなくてはならない建築家・西村さんだが、なぜそもそもふるさと・佐賀の仕事を手がけるようになったのか?

次回は、そこに踏み込んで聞いてみよう。(続く)

●関連サイト
ワークヴィジョンズ
SAGAサンライズパーク
土木学会デザイン賞

取材・文/村島正彦

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『SUUMOジャーナル』編集部

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