【米中“関税合戦”の深層】5月「合意」までの駆け引き/中国が“強気”だった理由/トランプ1期目の教訓/ヨーロッパに接近する中国/日米交渉との本質的な違い/米中交渉の今後は?【ニュース解説】
アメリカと中国は5月、「追加関税」を互いに大幅に引き下げることで合意し、熾烈な関税合戦は「休戦」状態となった。それまで“強気姿勢”だった中国に、どのような思惑があったのか。90日間という休戦の期限もある中、両国の交渉は今後どうまとまるのか。外交官として在中国大使館などに勤めていた、町田穂高氏に話を聞いた。
【タイムテーブル】
00:00 イントロ
01:10 「合意」までの中国の立ち回り
06:20 “関税合戦”における中国の姿勢
11:08 中国側は旗色が悪かった?
14:22 「トランプ1期目」の教訓
19:58 欧州に接近する中国の思惑
25:02 中国が日本に譲歩?
30:10 「日米」関税交渉の行方
33:29 今後の米中交渉のポイント
【出演者】
町田 穂高氏(まちだ・ほたか)
パナソニック総研 主席研究員
東京大学卒業後、2001年に外務省入省。高校時代に観たTVドラマ『大地の子』で聞いた中国語の発音に魅せられ、入省後は中国語を研修。中国・南京大学及び米国・ハーバード大学(修士号取得)に留学。中国・モンゴル課、日米地位協定室、国連代表部、在中国大使館(2回)などで勤務。「日中高級事務レベル海洋協議」の立ち上げや「日中海上捜索・救助(SAR)協定」の原則合意に関する交渉を担当・主導した。2022年4月に外務省を退職し現職。地経学研究所(IOG)主任客員研究員を兼任。
https://instituteofgeoeconomics.org/research/2025052701/
https://instituteofgeoeconomics.org/research/2024120501/
井下 健悟(いのした・けんご)
東洋経済オンライン 動画編集長
撮影:革新スタジオTOKYO(滝 祐夏・岡崎 司・立松 龍介)
編集:昼間 將太
サムネイル写真:Getty Images
※動画内のデータや肩書は収録時点(2025年6月6日)のものです。
※掲載期限等の関係で、動画を予告なく非公開化する場合がございます。ご了承ください。
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