私が取材してきたミリオネアたちは、その多くが「お金教」から抜け出した人々ですが、彼らの生き方は、大きく2つに分けられます。
「お金教」から抜け出した人の生き方
ひとつは、お金をたんなる「手段」と考え、それを最大限に活用するタイプ。もうひとつは、お金に依存せず、「地域コミュニティ」や「自給自足」といったライフスタイルを選ぶタイプです。
前者のタイプは、ビジネスで成功を収めた人に多く、「『お金教』ではないが、お金を持っていたほうがいい」と考え、積極的に投資や事業を行います。これは、まさしく堀江貴文さんのような人物が当てはまると思います。
一方で、自給自足生活者や宗教家のように、お金そのものを重要視せず、精神的な充実を重視する生き方もあります。100%とは言えませんが、どちらかと言えば、こちらのタイプに当てはまるのが、ひろゆきさんです。
二人は日本のIT革命が生んだ時代の寵児であることは間違いないのですが、似て非なるタイプと言えるのではないでしょうか。
どちらの道を選ぶにせよ、「お金がなければ生きられない」という考え方から脱却することが重要なのです。
「お金教」の信者である限り、「お金の有無」に人生が左右されてしまいます。
お金を「やみくにも貯める人」ではなく「上手に使う人」が、結果「幸せ」を手に入れ、「億を稼ぐ人」になると、私がこれまで編集者として多くの人と接してきた経験から、確信しています。
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