「お金教」から抜け出し「幸せ」を手に入れる超シンプルな方法

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

私が取材してきたミリオネアたちは、その多くが「お金教」から抜け出した人々ですが、彼らの生き方は、大きく2つに分けられます。

「お金教」から抜け出した人の生き方

ひとつは、お金をたんなる「手段」と考え、それを最大限に活用するタイプ。もうひとつは、お金に依存せず、「地域コミュニティ」や「自給自足」といったライフスタイルを選ぶタイプです。

億を稼ぐ力 非エリートでもできる習慣と方程式
『億を稼ぐ力 非エリートでもできる習慣と方程式』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

前者のタイプは、ビジネスで成功を収めた人に多く、「『お金教』ではないが、お金を持っていたほうがいい」と考え、積極的に投資や事業を行います。これは、まさしく堀江貴文さんのような人物が当てはまると思います。

一方で、自給自足生活者や宗教家のように、お金そのものを重要視せず、精神的な充実を重視する生き方もあります。100%とは言えませんが、どちらかと言えば、こちらのタイプに当てはまるのが、ひろゆきさんです。

二人は日本のIT革命が生んだ時代の寵児であることは間違いないのですが、似て非なるタイプと言えるのではないでしょうか。

どちらの道を選ぶにせよ、「お金がなければ生きられない」という考え方から脱却することが重要なのです。

「お金教」の信者である限り、「お金の有無」に人生が左右されてしまいます。

お金を「やみくにも貯める人」ではなく「上手に使う人」が、結果「幸せ」を手に入れ、「億を稼ぐ人」になると、私がこれまで編集者として多くの人と接してきた経験から、確信しています。

【この記事の前半:日本人に「お金教」が広まった深い理由は?】
「お金さえあれば、本当に幸せ?」日本人に「お金教」が広まった3つの深い理由
金泉 俊輔 編集者、「NewsPicks Studios」代表取締役CEO

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

かないずみ・しゅんすけ / Shunsuke Kanaizumi

編集者。1972年生まれ。立教大学経済学部卒業後、扶桑社入社。書店取次営業などを経て、総合週刊誌編集へ。IT、投資、事件、サブカルチャーなどを担当。webメディア『日刊SPA!』『女子SPA!』『ハーバービジネス・オンライン』を創刊プロデュースする。2013年より『週刊SPA!』編集長。18年よりソーシャル経済メディア「NewsPicks」編集長となり、プレミアム事業担当執行役員を経て、21年より次世代映像コンテンツの企画・プロデュース会社「NewsPicks Studios」代表取締役CEO。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事