京王線「グリーン車」からライナーまで名車の軌跡 実は全国でも超レアな「軌間」、知られざる廃線も

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1972年には通勤対応の初の20m・4扉車として6000系が登場。前面窓の大きさが左右で異なる特徴あるデザインだった。長年の主力として2011年まで活躍し、今も記憶にある沿線利用者も多いだろう。

京王6000系 5000系 並び
5000系と顔を並べた6000系(撮影:南正時)
京王6000系 旧塗装
多摩川を渡る旧塗装の6000系(撮影:南正時)

7000系には「ラッキーナンバー」も

現在はすべてステンレス車両となっている京王だが、井の頭線を除けばその始まりは1984年に登場した7000系だ。現役車両では最古参となる。私事で恐縮だが筆者が最も好きな京王の電車はこの7000系である。最初に乗ったとき、その素晴らしい高速性能にシビレ、一気に京王ファンになり現在では京王線の線路に近いところに居住してその走行音にしびれている。

京王7000 旧塗装
赤帯の旧塗装時代の7000系(撮影:南正時)
【写真】まさにおめでたい電車?「迎春」のヘッドマークを付けた「7777」編成

なかでも大のひいきは、ファンの間では「ラッキー電車」といわれ人気の高い7のゾロ目、「7777」編成(7777号車は八王子寄り先頭車)だ。さらに筆者の好みは7000系の「陣馬号」。懐かしい京王線を感ずる愛称だ。

京王7000 陣馬号
7000系の「陣馬号」(撮影:南正時)
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