このスタンプ帳は、あらかじめ押す場所が指定されているスタイルだが、新しく休憩施設ができてスタンプが設置された場合は指定のページがないため、そうしたタイミングでスタンプ帳がリニューアルされることもある。

NEXCO西日本(本四道路と阪神高速も含む)は、2025年1月にスタンプ帳をリニューアルし、筆者も800円で購入した。西日本のスタンプ帳はあらかじめ印影が印刷されており、押印前からデザインがわかる。
また、西日本管内のすべてのスタンプをこのスタンプ帳に押印すると、「認定証」がもらえる特典もある。
この認定証は、西日本エリアの完全コンプリートのほか、「関西」「中国」「四国」「沖縄を除く九州」の各地域内の押印についても地域ごとの認定証がもらえる。同様の認定証の制度は、NEXCO中日本と東日本でも行われている。

スタンプは、施設の建物の入り口や、案内所があるところでは、その窓口の脇に置かれていることが多いが、東名高速「海老名SA」のように大規模なところだと、設置場所を探すのに手間取ることもある。大きな駅でスタンプを探す苦労と同様だ。
また、これまで設置されていたPAの無人化などに伴い、スタンプの設置が中止となるケースもある。関越道「大和PA(下り)」や東北道「阿武隈PA(上下とも)」などがそうだ。
そのほか、NEXCO東日本のホームページからは、道路別のスタンプ用紙をダウンロードできるし、NEXCO中日本ではスマホによるデジタル・ハイウェイ・スタンプラリーを行ったこともあるなど、さまざまなサービスが広がっている。
多彩なスタンプのデザイン
SA/PAのスタンプの印影はどれも工夫が凝らされていて、旅の記念にはぴったりだ。そのデザインは、施設周辺の名所などが描かれていることが多いが、少し離れたところをデザインしているケースや、必ずしも施設名とデザインが一致しない場合もある。
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